頭部・顔面・頸部の醜状障害

 
頭や首、顔(頭部・頸部・顔面部)といった、身体の中で常日頃露出している箇所のうち、腕や手といった上肢、足などの下肢以外の部位を「外貌=がいぼう」といいます。また人目につく程度以上の線状痕や瘢痕などの傷あとを「醜状=しゅうじょう」といい、「外貌醜状」とは文字通り、外貌の醜状のこと指します。
 
わかりやすく言うと「外貌醜状」とは、手足以外の顔・首・顔など人目の触れる箇所に、目立った傷あとが残る状態をいいます。 「外貌醜状」が残ってしまった場合,精神的な苦痛に加えて,普段の仕事や将来における就労にも影響が出る可能性があります。そこで,人目に触れる部位に,人目につく程度以上の傷痕が残ってしまった場合には,外貌醜状という後遺障害を認定し,その精神的な苦痛(後遺障害慰謝料)や,将来の就労に対する影響(逸失利益)について損害賠償が認められることになります。
 
※「外貌醜状」は、人目につくものでなければならないため、頭髪部・眉毛部など隠れる箇所に関しては、「醜状」に該当しません。そのため、外貌醜状の場合、他の後遺障害と異なり、等級認定時に面接が行われます。

 

醜状障害の後遺障害

頭部・頸部・顔面部に関する醜障害

7級12号 外貌に著しい障害を残すもの
9級16号 外貌に相当程度の醜状を残すもの
12級14号 外貌に醜状を残すもの
 
 
従来、男性は同程度の障害であっても女性よりも低い等級しか認められないといった扱いがなされていましたが、平成23年2月1日、男女差の障害等級の解消などを内容とする改正が行われました。
これにより男性であっても、女性と同一の等級として評価されることとなりました。
 

7級12号について

原則、外貌における「著しい醜状を残すもの」とは、人目につく程度以上のものを指し、以下のいずれかに該当する場合を言います。

 

①頭部の場合、手のひら大以上の「瘢痕」、また頭蓋骨に手のひら大以上の「欠損」が残った場合。
②顔面部に、鶏卵大面以上の「瘢痕」、もしくは10円硬貨大以上の「組織陥没」が残った場合。
③.頸部に、手のひら大以上の「瘢痕」が残った場合。
 

9級16号について

「相当程度の醜状」とは、原則、長さにして5cm以上の線状痕が顔面部に残り、それが人目につく程度以上のものを言います。
 

 

12級14号について

「単なる醜状」とは、原則、以下の内いずれかに当てはまるもので、人目につく以上程度の傷あとを指します。
①頭部の場合、鶏卵大以上の「瘢痕」または頭蓋骨の鶏卵大綿以上の欠損が生じた場合。
②顔面部に3cm以上の「線状痕」、もしくは10円硬貨大以上の「瘢痕」が残った場合。
③頸部に鶏卵大面以上の「瘢痕」が残った場合。

 

醜状障害についてお悩みやお困りの事がございましたら、お気軽に当事務所にご相談下さい。

 



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